UNKNWON KYOTO

京都五條楽園の食事ができて働ける宿泊施設
元遊郭建築をリノベーション

ホステルに住むってどんな感じ? 5人の長期滞在者に「暮らしぶり」を聞いてみました。

レストランとコワーキング併設の京都の宿泊施設「UNKNOWN KYOTO」では、ホステルに1ヶ月以上から住む「マンスリープラン」を開始しました。
募集のお知らせには、こちらが想像していたのを遥かに超える反響をいただき、すでに何人かに利用していただいています。
ところで、宿泊施設に長期間住むってどんなふうな暮らしなのでしょうか? 実際の利用者さん5人にいくつかインタビューしてみました。

こんな5人に聞いてみました
・手に持てる荷物だけで引っ越してきた小貫さん
・約半年のホステル暮らしの北村さん
・宿であってもしっかり自炊する北尾さん
・唯一の60代!の石原さん
・京都に住みながら利用する東さん

利用者さんに聞いたこと
・ホステル暮らしに至った背景は?
・ホステルではどんな一日を過ごしていますか?
・マンスリー滞在はどんな感じでしたか?

手に持てるだけの荷物で関東から引っ越して来た小貫さん。

一人目はソフトウェアエンジニアの小貫さん。関東からの引っ越しでしたが、荷物はスーツケースと鞄だけという身軽さが印象的でした。

これだけの荷物で引っ越しをしてしまう小貫さん。

―― ホステル暮らしに至った背景は?

小貫さん:
東京のシェアハウス→家具付き賃貸を経て、UNKNOWN KYOTOのマンスリープランを利用しています。
元々、毎月京都に来るくらいの京都好きでした。会社がリモートワークOKということもあり、以前から京都に引っ越そうかとは考えていました。東京は家賃も高いし、通勤も大変ですし……。
マンスリー期間が終わったら京都内で一人暮らしします。そこでも大きな荷物は持たず、家具レンタルサービスを使う予定です。

―― ホステルではどんな一日を過ごしていますか?

小貫さん:
朝起きて10〜19時で普通に仕事です。お昼は隣にあるレストラン「sin」で、夜はUber Eatsと外食が半々くらいかな。最後のほうは施設のシェアキッチンで自炊もしました。
プログラムを書くのが仕事ですが、趣味もプログラミングなので、休日も籠もって作業することが多かったですね。

―― マンスリー滞在はどんな感じでしたか?

小貫さん:
ずっと同じ場所にいても大丈夫なので、寝る場所と作業場所が近いのがありがたかったです。鴨川も近くて、ふらっと気分転換しに行けるのも良かった。
ひとりの時間もしっかりと欲しい派ですが、個室があれば特に問題ありませんでした。困ったことといえば、コワーキングスペースでオンラインミーティングしづらいことですかね。他の人の音が気になってしまうので、会議だけは自室ですることもありました。

利用期間は年末まで。しっかりと拠点を移した北村さん。

二人目は、人材系のお仕事をする北村さん。なんと約半年間の滞在なので、一時的な仮住まいというよりかはしっかりと拠点をUNKNOWN KYOTOに移した形になっています。

たくさんの本は自宅からダンボールで送ったそうです。

――ホステル暮らしに至った背景は?

北村さん:
この直近半年は横浜の実家にいました。4月くらいに予定していた京都への引っ越しが延期になっていたところで、UNKNOWN KYOTOを知りました。
まだ物件探しはしていませんが、年明けに京都内で引っ越す予定です。荷物は実家から本や服を4箱ぶんくらいダンボールで送っていて、今は自分の個室に置いています。関東から移動する際に自転車も持ってきました。

―― ホステルではどんな一日を過ごしていますか?

北村さん:
朝5時半とかに起きて、近所のお寺のお経を聞いたり、パン屋さんに行ったり、ジムで筋トレしたりしています。その後仕事です。ずっと同じ場所にいるのが苦手なので、UNKNOWN KYOTOの他にもいろんなカフェに行って仕事しています。

―― マンスリー滞在はどんな感じですか?

北村さん:
京都に来てからできた新しい習慣が楽しいです。茶道・華道をしているのですが、街を歩いているとふつうに道具店があるのも新鮮ですね。
知らない土地に行くのが趣味なので、関西は違う文化圏に行きやすいのもおもしろいですね。

ホステルであっても自炊をしていた北尾さん。

三人目は、ITコンサルタントの北尾さん。シェアキッチンでしっかりと自炊をされていたのが印象的でした。最初の二人は元々京都へ引っ越す予定でしたが、北尾さんはマンスリー期間終了後ご自宅に戻られました。

退去日にほかのマンスリー利用者やスタッフに見送られる北尾さん。

―― ホステル暮らしに至った背景は?

北尾さん:
ふだんは川崎市に住んでいて、仕事は東京です。会社が3月からリモートワークになり、最初2ヶ月は自宅作業をしていましたが、部屋に篭ったひとり仕事に煮詰まってしまい……。UNKNOWN KYOTOには気分を変えるために来ました。京都は父親の出身地でもあるので、何か言われたら「先祖の墓参り」って言う予定です。笑

―― ホステルではどんな一日を過ごしていますか?

北尾さん:
好きな時間に起きてます。昼はミーティングの時間がまちまちなので、レストラン「sin」でお弁当を用意してもらうことも。そして夜は自炊か外食か。シェアキッチンがあったのもUNKNOWN KYOTOに来た決め手のひとつです。でもずっとキッチンを専有するのは気が引けるので、10分くらいでできるパスタなどが多いですね。

―― マンスリー滞在はどんな感じでしたか?

北尾さん:
めっちゃ楽しかったです!ドラクエやってる感じ、とでも言うんでしょうか。新しい京都という土地で、素敵なお店を発見したり、出会いがあったりと、自分なりのマップが完成し、京都レベルが上がりました。
仕事の面では、通勤がなくなって疲れなくなりました。生産性も上がったと思います。

シェア冷蔵庫には北尾さん用のカゴがありました

最年長!で多拠点生活を楽しむ石原さん。

もともと東京と葉山(神奈川)の二拠点暮らしをしていた石原さん。マンスリー利用者の中で唯一の60代(!)です。

中庭が見える席をよく利用されていたIさん。

―― ホステル暮らしに至った背景は?

石原さん:
自宅は東京にありますが、神奈川県の葉山に拠点を借りていて、行ったり来たりの生活をしていました。子どもも自立していますし、自由に過ごしています。もちろん家族の理解もありますよ。
UNKNOWN KYOTOのマンスリープランのことはイベントで知ったのですが、建築が好きなので施設自体に興味を持ちました。京都に住んだこともないですしね。元々二拠点生活なので、仕事での抵抗もなく来れました。

―― ホステルではどんな一日を過ごしていますか?

石原さん:
早めに起きて仕事しています。食事はレストラン「sin」で食べることもありますが外食も多いですね。京都のお店はUNKNOWN KYOTOで飲んでいるときに教えてもらったり、知人にSNS上で教えてもらったり。せっかくなので京都らしい店にも行ってみようと、祇園のいい料亭も予約しました。

―― マンスリー滞在はどんな感じですか?

石原さん:
自分よりも若い人ばかりですが、みなさん新しいことをやっていて刺激になります。多様な人が居ていいですね。
UNKNOWN KYOTOは、古いところを残しながらも使いやすくモダンに改装されていて、バランス感が見事だと思います。そういうのを眺めながら仕事がするのが楽しいです。

京都に住みながらもマンスリーを利用する東さん。

最後は、行政などにデジタル化支援を行う東さん。なんと住まいが京都にありながらもドミトリーをマンスリープランで利用されています。

オリジナルメニューの相談をよくされていた東さん。手元にはマイ漬物。

―― ホステル暮らしに至った背景は?

東さん:
元々は週末会員として利用していました。家に仕事をするスペースがなく、土日作業やミーティングに困ることがありまして……。
そんなタイミングでマンスリープランを知りました。泊まれる半個室があるというのと、ランニング後にシャワーが使えるのでジムを解約してマンスリーを利用するのも有りだなあと。一度宿泊したこともあったので、使い勝手はわかっていましたしね。

―― ホステルではどんな一日を過ごしていますか?

東さん:
UNKNOWN KYOTOに泊まった日は朝5時に起きて京都の自宅に帰り、家族で朝食を食べます。以前から家族が寝たあとに帰宅することがあったので、寝る場所が違うだけで実はそこまで変わっていないんですよね。
昼・夜は基本的にレストラン「sin」を利用しています。最近では「いつものセット」でじゃこおろしとビールが出てくるようになりました。オリジナルメニューを作ってくれるようにもなり、毎日楽しんでいます。

―― マンスリー滞在はどんな感じですか?

東さん:
宿のマンスリープランという体ですが、自分の中では「お父さんの書斎」が家の外にあるような位置づけですね。
ほとんど打ち合わせをする仕事なので、マイクなどの機材をしっかり揃えるようにしたらドミトリーの一室がスタジオのようになりました…。他の人が見たらどう思うんだろう?と心配になることはあります。

◇ ◇ ◇

UNKNOWN KYOTOで長期滞在してみませんか?

宿に長期滞在する……とだけ聞くと、どんな自由な人たちなのだろう?と、疑問を持つかもしれません。しかし実際は、しっかりと仕事してふつうに生活をしているごく身近な方々ばかりだというのがインタビューを読んでいただければわかると思います。(もちろん、自由な人も歓迎ですよ!)

宿の長期滞在が「自分とは違った世界のこと」だと思っていた人も、すこしは「自分にもできそうなこと」というイメージが湧いたのではないでしょうか?

UNKNOWN KYOTOでは引き続きマンスリープラン利用者を大募集しています。くわしくはこちらの記事をごらんくださいね。

マンスリー入居者を追加募集します。

UNKNOWN KYOTOにはマンスリー利用者のほかにシェアオフィス・コワーキング利用、レストラン利用、宿泊者など幅広い人たちが集まっています。普段の生活では出会わないような人たちと交流するのもひとつの醍醐味かもしれませんね。

突然始まったマンスリー利用者とコワーキング利用者のごはん会

マンスリー入居までの実際の流れ

1, UNKNOWN KYOTO事務局までメールいただく。
info@unknown.kyoto

2, 事務局より詳細や質問事項などを折り返しメールします。

3, 内容に了承いただけるようでしたら、契約書を交わし入居へ。

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